果物のように甘く、ジューシーでほどよい酸味のあるフルーツのようなトマトは、驚くほどに餅や白餡とマッチ。
そんなトマト大福をさらに美味く、トマトの魅力を最大限味わって頂きたく「塩トマト大福」販売いたします。
如水庵のトマト大福が生まれて11年。
突然現社長の「トマト大福をさらに美味しくできないか?」の一言からトマトの甘味、香りを活かすべく改良が始まりました。
トマトの品種を変える?あんこを変える?餅を変える??
様々な改良方法が進められ、数十回を超える試作の末…約1年間かけて納得のいく抜群に美味しい大福が完成。
トマトの甘味を最大限に活かした、後味すっきりとしたソルティースイーツ。
ポイントは仕上げにふりかける「塩パウダー」。
10種類を超える塩から職人が吟味、試作、検討を行い沖縄県産の海水100%の焼塩にたどり着きました。
昔ながらの製法で作られた塩は、まろやかな味で添加物不使用。そんなこだわりの塩を手粉(※1)と混ぜ合わせてふりかけることで、トマトと白餡、お餅との相性が更によくなり、まるでフルーツ大福のような野菜スイーツが完成しました。
(※1餅を扱う際に、生地同士の付着を抑える粉のこと。もちとり粉)
開発を担当した、和菓子職人 浦田さんにこだわりを聞いてみました。
今回の塩トマト大福の開発で真っ先に思ったことは「トマトと相性のいい素材は何か?」というところ。
試作前のアイディア出しのうちに「塩」との相性の良さを感じ、イメージしていくうちに「絶対この組み合わせだ!」というゴールをみつけましたね(笑)
そこから様々な塩を取り寄せ試作に入ろうとした段階で、沖縄県産の塩を試食したときに「この塩だ!!!」と感じました。
手粉と塩の黄金比もすぐにピンときましたし、珍しくイメージ通りの大福が完成しました。
いつもはイメージ通りにならず、失敗することが多いとのこと…珍しく最初にイメージしたものが形になったようです。
その他感じたことなどを聞いてみました。
野菜とお菓子の組み合わせも追及できましたし、今までにしたことのない仕様、製法で和菓子ののびしろ…様々な可能性を見つけることが出来ました。まだまだ試してみたい、作ってみたいお菓子が増えました。…夢が広がりましたね(笑)!!
浦田さんありがとうございました。
そんなこだわりの塩トマト大福。2021年4月4日より販売がはじまります。
和菓子職人 浦田よりお客様へ
新商品の塩トマト大福はお客様の体調、食前や食後などで感じる塩味は様々。
「この前と違う」と差を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
塩の力はそれだけパワーがありますが、食べる前に大福まわりのパウダーの量を調整して召しあがって頂ければ少しは変わると思います。
トマト・塩との相性ばっちりのオリーブオイルをかけても美味しく食べられると思いますよ!
浦田さんありがとうございました!
トマトの美味しさが増した、塩トマト大福。トマトが苦手な方でも是非ご賞味いただきたいです。
(※オンラインショップでの販売もございます。)