2024年4月15日にリニューアルする「博多よかいも とっとーと。」。
2009年に「九州の農産物を使った九州銘菓を作ろう。」という思いから、1000パターンのレシピ、25回の企画会議を重ねて「とっとーと。」は完成しました。
そして、発売から15年。「さらに美味しく!芋感を味わいたい!」と試作を重ね、2024年4月15日よりさつまいもをさらにプラスして、「まさに焼き芋」なお菓子になりました。
そんな新しい、博多よかいもとっとーと。に込めた想いをご紹介。
■ひと「と」ひとをつなぐ
とっておきたくなるほどおいしいお菓子でありたい。という想いから「とっている=確保している」という意味の博多弁を名前にしました。
「と」という、何かと何かをとり持つ、あたたかいコトバのように、たくさんの人をつなぐお菓子でありたいと願っています。
お菓子の形状は、人と人との繋がりを表した+(プラス)の模様。ひと口でも誰かと分けても食べられるように割りやすい形に作っています。
■厳選された原料とこだわり抜いた製法
とっとーと。の原料には、宮崎県産のさつま芋「宮崎紅」を使用しています。
また、「紅はるか」という角切り芋を入れて、お芋の食感をだしました。旨みとコクを引き出すため、さつまいもを大釜で2時間かけ煉り上げています。
もちろん無香料・無着色です。熱々の石焼き芋にバターをのせて頬張ったような濃厚な風味。氷砂糖が、いっそう芋の旨みを引き出します。
■職人のこだわり
開発を担当した、和菓子職人 浦田さんにこだわりを聞いてみました。
浦田さん:「新とっとーと。」の基本構想は、実は直感的にひらめきました。
私が感じるさつま芋の美味しさって、芋のホクホク感もですが、蜜たっぷりのしっとり感が好きなので、焚火の中に入れて焼いた蜜感たっぷりなあの「焼き芋」をイメージに考えました。焼き芋にバターなんか乗せて食べたらめちゃくちゃ美味しいですよね(笑)
とっとーと。に使われているさつまいも餡も、そのまま食べるとしっとり甘くて美味しいので、この味を強調することでもっと美味しくなるはずと、色んな素材と一緒に食べて相性を探っていきました。
———相性の良かった食材はどのようなものがありましたか?
浦田さん:1番ヒットしたのが「はちみつ」です。
芋餡と「はちみつ」だけでも芋の味が深まり、それにバターも合わせると、まさに!焚火でやいた焼き芋にバターをのせて食べた味に近かったですね。
砂糖にもこだわり、素材の風味を引き立てる氷砂糖を試しに使ってみると、すっきりした甘さで後味もいい。これまでにない程「さつま芋」の風味が引き立てられ、非常に美味しかったです。
———1番のポイントは?
浦田さん:芋あんと合わせている、角切り芋の「紅はるか」ですね。
最初は「干し芋」でいろんな試作をしましたが、なかなかイメージに合わず。その中で角切りの「紅はるか」が見つかり、試してみたら相性良くて!ごろごろ食感もまさしく「芋!」な組み合わせでした。
さつま芋の皮もついているので、風味が強く、芋感がしっかり味わえますね。
浦田さんありがとうございました!
新しくなったとっとーと。は、「まさに焼き芋」なお菓子。サイズも一回り大きくなって、食べごたえがあり、満足感がアップしました。
リニューアルしたとっとーと。ぜひご賞味くださいませ。
【商品詳細】
商品名:如水庵の博多とっとーと。
販売期間:2024年4月15日~
価格:バラ 146円(税込)~
保存方法:直射日光、高温となる場所での保管をお避けください。