最近はあまり見かけることが少ないですが、ふわふわとした和菓子「浮島(うきしま)」。
しっとりとした食感に卵の香り…カステラに似てますよね。何が違うのでしょうか?
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■浮島(うきしま)とは?
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浮島の特徴は「餡を主体とした生地の蒸し菓子」。水分を多く含み、しっとりとした食感が特徴です。
生地は餡を主体とし、卵黄、砂糖、米粉、小麦粉、卵白を混ぜ合わせ蒸しあげます。ベーキングパウダーなどの膨らし粉を全く使わず、卵の力で浮かせるお菓子です。
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一方カステラは卵を主体とし、砂糖、小麦粉を加えてふっくらとオーブンで焼き上げます。
(最近人気の台湾カステラもカステラ同様卵主体で、砂糖、小麦粉…そして牛乳(豆乳)を加えてオーブンで蒸し焼きにすることが多いようです。)
どちらも卵の力で生地を浮かせるお菓子ですが、「蒸し菓子」か「焼き菓子」と調理方法が大きく違います。そして浮島はあんこが主体のお菓子のため、油脂を使わなくてもしっとりとした仕上がりになります。
■なぜ「浮島」?名前の由来は…?
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浮島は蒸すと生地がふっくらと浮き上がります。浮き上がった部分が「水面に浮かび、漂う浮島」に見えるところから、名付けられたそうです。
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如水庵では現在通年で販売している浮島のお菓子、カステラはありませんが
季節の限定商品や、季節の上生菓子で浮島を使ったお菓子がございます。
また、2022年のバレンタイン限定菓子「和ティラミス」とホワイトデー限定菓子「木苺ショコラ」は浮島を使ったお菓子となっております。
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お見かけした際はぜひご賞味くださいませ。