筑紫もちのおいしさ

筑紫もちのおいしさ

やわらかいお餅には優しい人の手を

如水庵の代表銘菓「筑紫もち」。

その製造には、総勢約20名が従事しています。製造工程の多くは、万全な衛生管理のもと機械化していますが、手作業にこだわっている工程があります。

 

一つは、黄な粉をまとったお餅を、三粒きれいに並べる工程です。お餅が容器に均一に入るように行います。さらにその三粒のお餅を、手作業で容器に入れていきます。できたてのお餅はとてもやわらかく繊細なため、人の手でなければできない工程です。熟練の技術で、お餅の触感を損なわないよう、素早く優しく入れていきます。

筑紫もちは1包みに3粒入り。形を整えトレイに詰める作業は、全て手作業です。

二つ目風呂敷包みのように丁寧に包まれた筑紫もちに、楊枝を添える工程です。お客様が実際に召しあがる場面を思い浮かべながら、一本一本入れています。この工程も人の手だから成せること。筑紫もちに込めた「人を大切に思う心」を表しています。

楊枝を1本1本添えています。

 

変わらないおいしさをお届けするために

昨今では、AIやロボットの導入で、人手がかからない完全オートメーション化した製造工場も多くあります。

筑紫もちも、安全・安心で、いつも変わらないおいしさをお届けするため、時代とともに製造工程は変化し、一部機械化してきました。

しかし、如水庵は、今までもこれからも、「人の手でしかできないこと」、「人のぬくもり」を大切にしながら、機械と二人三脚で、お菓子づくりに取り組んでまいります。