睦月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

牛 車

薯蕷煉切製 中は、小豆こしあん

牛車は日本の平安時代では貴族の乗り物で、重厚な造りや華やかな装飾性が求められました。


実万両

時雨あんと栗入手亡羊羹の合せ物

万両は金運に恵まれ商売繁盛のご利益があるとされ、また、家が長く栄えるといわれる新春にふさわしい縁起木です。


此の花

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

此の花は梅の花の異名で、木の花ともいい、新春を彩る艶やかな花です。


松の雪

きんとん製 中は、小豆つぶあん

松は長寿の象徴と言われます。門松の風習は、松を伝い年神が降臨する神木という事から始まりました。


紅 梅

薯蕷煉切製 中は、黄色手亡こしあん

紅梅は白梅に比べ花期が遅く、花は艶やかであたたかく、幹や枝もほっそりと優しい印象があります。


福 豆

黒豆鹿の子 中は、小豆こしあん

「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。「まめに働く」の語呂合せからも、おせちには欠かせない一品です。

【上生菓子 各種1個 324円】


辛 丑

御神牛―和三盆の打ち物/初 詣―薄種の手亡こしあんサンド

太宰府天満宮の参道を抜けると「御神牛」が祀られています。牛の頭を撫でると知恵を授かるなどと言われ、信仰の対象となっています。


吉兆の実

千両―すはま製/庭の梅―寒氷製

千両は冬に艶やかな紅い実をつけ、名前がめでたいので万両と共に正月の縁起木とされます。

【干菓子 各1組 216円】