霜月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

山茶花

煉切製 中は、小豆こしあん

花の少なくなる冬の時期に咲く山茶花の花。寒さの中、けなげに咲くその姿は冬の庭をあざやかに彩ってくれます。


山粧う

きんとん製 中は、小豆つぶあん

秋の深まりと共に山の頂から次第に色づき始めるその姿は、まるで山が化粧をしたかの様な情景です。


木守り

外郎製 中は、柿あん

今年の豊かな実りへの感謝と来年の実りへの願いを込めて、柿の実を一つだけ残しておく習慣があります。


紅 葉

煉切で小豆こしあんを巻いたもの

気温が急激に下がると山や庭の木々は色づき始めます。一枚の葉からも秋の深まりを感じます。


織部饅頭

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

茶道の祖「千利休」が確立し、さらに古田織部の茶の美学がいかんなく発揮されているのが「織部焼」です。


参 道

高麗時雨とすりごま入薯蕷羹の合せもの

さわやかな秋空のもと神社の境内ではいちょうの葉が風に舞い、黄色の絨毯を敷いた様になります。

【上生菓子 各種1個 357円】


秋の香

秋の山―押し物/松茸―桃山・すはま製

松茸はその独特の風味と食感で、日本人に好まれる秋の味覚の王様です。


吹き寄せ

いちょう―雲平製/照葉―すはま製/松笠—和三盆入落雁

「吹き寄せ」とは風によって木の葉などが吹き集められた、自然の景色の美しさを表現したものです。

【干菓子 各1組 216円】