神無月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

雁来紅

煉切で大納言鹿の子を巻いたもの

葉鶏頭の別名。雁が渡る頃、深紅、紅紫、黄色等、鮮やかに葉が色づくことからこう呼ばれています。


松 茸

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

「秋の味覚の王様」といわれる松茸。9月~10月頃収穫され、その芳醇な香りで多くの人を魅了します。


外郎製 中は、柿あん

日本の秋を代表する果実の柿。鮮やかな朱色に熟した実をつけた姿は、日本の秋の風物詩です。


みのりの秋

煉切製(栗のせ) 中は、小豆こしあん

色づき始めた野山の彩と秋の味覚の代表の栗をあしらい、深まりゆく秋の風情を表現しました。


乙女草

きんとん製 中は、小豆つぶあん

菊の異名。菊は古くから日本の生活に浸透し、格式の高い花として大切にされてきました。


名 月

高麗時雨と半小豆羊羹の合せもの(月は煉切)

中秋の名月(今年は10月6日)、平安時代の貴族らは月を眺めて和歌を詠む「観月の宴」を開いて楽しみました。

【上生菓子 各種1個 357円】


菊日和

菊の花―寒氷製/菊の葉―雲平の手亡羊羹サンド

秋の澄んだ空気の中、菊の香りが混じるような日和を「菊日和」といいます。


観 月

月夜―薄種の手亡こしあんサンド/うさぎ―和三盆打ちもの

名月にはすすきや秋の草花を飾り、月見団子や果物を供えて月をまつります。

【干菓子 各1組 216円】