こだわりのおはぎ美味しさのヒミツ

こだわりのおはぎ美味しさのヒミツ

墓参りなどして先祖を供養する彼岸に欠かせない和菓子といえばおはぎ。

春、秋ともにお彼岸の入りから中日までの4日間、如水庵のこだわりのおはぎが店頭に並びます。

なかなか出会えない「長者おはぎ」の製造現場を覗いてみました。

 

如水庵のおはぎのお日持ちは当日の為、製造は深夜からスタート。

おはぎは仕込みの段階でこだわりがあり、100%もち米を使用し蒸した後、蜜漬けを行うとのこと。

蜜漬けしたことにより、あんこと米が一体化したときに絶妙な味のバランスを生み出すそうです。

このもち米で如水庵のこだわりの丹波大納言で作られたあんこを包んでいきます。

なんとこのあんこ、機械生産すると豆が潰れてしまうので全て手作業で量り準備しています。

筑紫もちに使われている黄な粉をたっぷりとまぶしていきます。

仕上げに黄な粉をふりかけたことにより、さらに黄な粉の香ばしい香りが広がります。

ごはん、あんこ、黄な粉…ちょっとしたひと手間ですがこのひと手間が美味しさの秘訣。職人たちのこだわりを感じます。

職人後藤より

先代の職人達から受け継がれている「如水庵の味」を守り

ごはんとあんこのバランス、香り豊かな黄な粉が加わり作られた「長者おはぎ」。

お客様に喜んで頂けると幸いです。

  

おはぎを食べる理由には小豆の赤い色は災厄を払い、福をもたらすと言われています。(先祖の供養の思いが結びついたため、おはぎに使われる砂糖が高級食材で特別な日に相応しい食べ物。など諸説あります。)

お彼岸のお供えに、おやつに、こだわりの手作りおはぎ。是非お召し上がりくださいませ。