卯月の茶席菓子

お知らせ

2021/03/25

ひとひら

桜は散り際を賞美されることが多く、咲き誇った花が一陣の風に散りゆく潔さに風情があります。

山吹は晩春、黄金色とも言われる鮮やかな花を咲かせ、その枝がしなやかに揺れる様から「山振」とも書かれます。

咲き誇った花も、一陣の風にたちまち地上を白く染め、足を踏み込むのをためらってしまいます。

咲き誇った桜の花びらが風に舞い、川を流れて行く様は、春の名残りの淋しさを感じます。

風に舞い散る花びらを吹雪にたとえたもので、その散り際の潔さが賞美されます。

春の味覚の代表とされる「たけのこ」の旬は４月～５月。産地でのたけのこ堀りは春の風物詩です。

【上生菓子　各種１個　３２４円】

桜の花の下、人々は花に酔い酒に酔う。花見の気分は他の花を見るのとは違った風情があります。

春の野は楽しさに満ちあふれ、見渡す限り一面の菜の花が風景を彩ります。

【干菓子　各１組　２１６円】