如月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

春告鳥

煉切製 中は、小豆こしあん

うぐいすの別名。日本人は万葉の昔からうぐいすの初音に心ときめかせ、春の到来を心待ちにしてきました。


寒 椿

煉切製 中は、小豆こしあん

雪の中、寒気にひるむ事なく咲く真赤な椿に強い生命力を感じ、力づけられます。


梅一輪

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

寒気が残る中、百花に先駆けて花開き春の訪れを、香りで知らせてくれます。


咲 分

薯蕷きんとん製 中は、小豆つぶあん

春の訪れを知らせる梅の花。品種の改良により、一本の木に紅白の花を咲かせるものもあり、人々の目を楽しませてくれます。


残 雪

大納言鹿の子入小豆羊羹と薯蕷羹の流し物

早春の頃、遠くの山肌に消えずに残っている雪が輝いて見えるのも風情ある風景です。


水 仙

外郎製 中は、味噌あん

春浅き頃、寒さをついて咲き出る水仙の花は、可憐であり、気品も高く香り高い花です。

【上生菓子 各種1個 324円】


早 春

香風― 薄種の紅こしあんサンド /うぐいす―雲平の羊羹サンド

「梅に鶯(うぐいす)」とは、日本の詩歌や絵画における伝統的な「絵になる取り合せ」「仲の良い間柄」のたとえとされています。


浅 春

下萌―押し物/こぼれ梅―寒氷製

冬枯れの中にも春気は動き始め、大地から様々な草の芽が萌え出て来ます。

【干菓子 各1組 216円】