葉月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

花 火

煉切製 中は、小豆こしあん

花火は夏の風物詩。大きな音に心が踊り、夜空に花咲く色とりどりの輝きに人は酔いしれます。


涼 風

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

暑い中にあっても風や木陰、風鈴の音などから感じられる涼しさはひときわ快いものです。


法の袖(のりのそで)

外郎製 中は、味噌あん

法とは僧侶や尼僧が身につける法衣のことをいい、黄と白の二枚重ねの外郎で涼しげに表現しました。


夏 萩

アカネ大納言鹿の子製 中は、小豆こしあん

萩は9月頃に蝶形の花をつけるが、夏に早々と咲くものを夏萩といいます。


水牡丹

錦玉羹製 中は、煉切で小豆こしあん包み

「深見草」や「富貴草」などとも呼ばれる花の王「牡丹」。その花のあでやかさやみずみずしさを表現しました。


朝の露

きんとん製 中は、小豆つぶあん

晩夏の早朝、草に降りた露が陽の光を浴び白く光って見えると夏から秋への移り変わりを感じます。

【上生菓子 各種1個 357円】


河原撫子

撫子―寒氷製/河原―押し物

「河原撫子」はその名のとおり河川敷等に多く自生し、花びらが細く可憐な花を咲かせます。


池の辺

おもだか―半錦玉羹製(オブラートまぶし)/観世水―雲平製

おもだかは人の顔を思わせる葉身が、高く延びた葉柄についていることから「面高」の名があります。

【干菓子 各1組 216円】