睦月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

癸 卯

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

うさぎは穏やかで温厚な性質から「家内安全」また、飛躍する姿から「飛躍」「向上」の象徴として親しまれてきました。


友白髪

煉切で栗入り紅羊羹を巻いたもの(金箔ちらし)

夫婦がお互い白髪になるまで長生きし、いつまでも仲良く添い遂げられることを願って「長寿」「夫婦円満」の想いが込められています。


福寿草

薯蕷きんとん製 中は、小豆つぶあん

春を告げる縁起の良い花として親しまれ、旧暦の正月頃花咲く事から「元日草」とも呼ばれています。


青 松

求肥製(みじん粉まぶし) 中は、手亡こしあん

松は本来、正月に迎える神の依代の意味を持ち、長寿を願う意味が込められています。


若 竹

大納言鹿の子製(竹は煉切) 中は、小豆こしあん

竹は青々としてまっすぐ伸びる様子から、生命力あふれる清浄な植物のひとつとされています。

【上生菓子 各種1個 357円】


紅 梅

薯蕷煉切製 中は、黄身あん

紅梅は清楚で気品漂う艶やかな花で、一足早い春の香りを運んできてくれます。


波 兎

うさぎ―和三盆の打ちもの/青海波―寒氷製

波兎は縁起物の図柄として親しまれていますが、本来は醍醐天皇の時代を描いた謡曲「竹生島」に由来しています。


歳寒三友

松―雲平の羊羹サンド・竹―落雁・ 梅―梅あん製

松竹梅は縁起の良い組み合せとされ、元は歳寒三友と呼ばれ中国画での画題が日本に伝わったものとの説があります。

【干菓子 各1組 216円】