水無月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

若 葉

煉切製で白小豆鹿の子を巻いたもの

初夏の初々しい若葉の緑は、さわやかな気候ともあいまって、目にしたものの気持ちを清々しくしてくれます。


雨上がり

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

梅雨の雨上がり、虹のアーチが海や山の向こうから美しく延びているのを見つけると少しだけ幸せな気持ちになります。


紫陽花

半錦玉羹製 中は、手亡こしあん

一本の紫陽花が咲いてから枯れるまでに様々にその色を変えることから、別名「七変化」とも呼ばれます。


水 鏡

葛羹製 中は、煉切レモン餡包み

静かな水面に自分の姿などを映すことを水鏡といいます。その情景は詩歌や絵画の題材として使われています。


朝の露

煉切製 中は、小豆こしあん

夏の早朝、草むらに輝く朝の露。朝の陽射しを受けて様々な色に輝く姿はまるで宝石のようです。


草ぼたる

高麗時雨と鶏卵素麺入錦玉羹製

清流の川岸を蛍が光を放ちながら飛び交う姿は、日本の夏の風物詩です。

【上生菓子 各種1個 357円】


渓 流

滝―押しもの/青楓―雲平の羊羹サンド

滝の流れはまるで白い布を垂らした様にしぶきが降り注ぎ、爽やかな空気に包まれます。


河原撫子

撫子―寒氷製/水―薄種の手亡こしあんサンド

河原など水辺に咲いていることが多いことからこの名が付き、別名「大和撫子」とも呼ばれます。

【干菓子 各1組 216円】