神無月の茶席菓子

お知らせ

2020/09/25

国の華

菊は気品と清香ある秋の王花として、白霜の降りる頃まで咲きつづけます。

海や山の収穫物を「幸」といいます。つやつやころころした栗の実は、秋の味覚の代表です。

すすきは花穂が獣の尾に似ていることから、尾花とも呼ばれ、月見には欠かせない秋の草花です。

陰暦八月十五日（今年は十月一日）の月を仲秋の名月といい、古来この月は最高のものと賛美されてきました。

葉鶏頭は雁が渡って来る頃、だんだんと紅く染まることから「雁来紅」とも呼ばれています。

秋は美味な実り多き季節。山々の彩と、味覚の代表の栗をあしらい、秋の風情を表現いたしました。

【上生菓子　各種１個　３２４円】

名月にはすすきの穂を飾り、月見団子や季節の果物を供えて月をまつります。

木々の葉が色づき、木の実もみのり、野山も秋の装いへと姿を変えてゆきます。

【干菓子　各１組　２１６円】