神無月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

国の華

煉切製 中は、小豆こしあん

菊の花は日本には平安時代中国より渡来しました。皇室の紋章として用いられ桜と共に国花とされています。


小 菊

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

小菊は「懸崖造り」等に仕立てられ菊人形展や品評会等は秋の風物詩として親しまれています。


観 月

高麗時雨と小豆羊羹の合せもの(月は煉切製)

秋分の日を過ぎると涼やかな風が吹き、秋本番へと季節が移ろいゆきます。月の名所では名月を愛でる催しが行われます。


初もみじ

きんとん製 中は、小豆つぶあん

秋になり初めて色づいた紅葉のことを言い、小さな秋を発見した喜びを表す言葉でもあります。


みのりの秋

煉切製 中は、小豆こしあん

目に映る山の彩りと秋の味覚の代表の栗を贅沢にあしらい、秋の風情を表現しました。


まさり草

外郎製 中は、黄身あん

菊の異名。「優草」と書き、細やかな花弁と色合いで優しく華やかな菊を表現しました。

【上生菓子 各種1個 324円】


山土産

栗―桃山製 中は手亡こしあん/秋の山―押しもの

「山土産」は山家からの土産という意味で、栗はまさに秋の山からの贈り物といえるでしょう。


菊日和

菊の花―寒氷製/菊の葉―雲平の羊羹サンド

秋の澄んだ空気の中、菊の香りが混じるような日和を「菊日和」といいます。

【干菓子 各1組 216円】