神無月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

国の華

外郎製 中は、味噌あん

菊は気品と清香ある秋の王花として、白霜の降りる頃まで咲きつづけます。


山の幸

きんとん製 中は、小豆つぶあん(栗のせ)

海や山の収穫物を「幸」といいます。つやつやころころした栗の実は、秋の味覚の代表です。


花すすき

薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

すすきは花穂が獣の尾に似ていることから、尾花とも呼ばれ、月見には欠かせない秋の草花です。


名 月

高麗時雨と 半小豆羊羹の合せ物(月は煉切)

陰暦八月十五日(今年は十月一日)の月を仲秋の名月といい、古来この月は最高のものと賛美されてきました。


雁来紅

煉切で大納言鹿の子を巻いた物

葉鶏頭は雁が渡って来る頃、だんだんと紅く染まることから「雁来紅」とも呼ばれています。


みのりの秋

煉切製 中は、小豆こし餡(栗のせ)

秋は美味な実り多き季節。山々の彩と、味覚の代表の栗をあしらい、秋の風情を表現いたしました。

【上生菓子 各種1個 324円】


観 月

月―和三盆打ち物/だんご―すはま製

名月にはすすきの穂を飾り、月見団子や季節の果物を供えて月をまつります。


里の秋

秋の山―押し物/柿―薄種の手亡こしあんサンド

木々の葉が色づき、木の実もみのり、野山も秋の装いへと姿を変えてゆきます。

【干菓子 各1組 216円】