水無月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

撫 子

煉切製 中は、小豆こしあん

初夏の頃から咲き始め、可憐でたおやかなそのたたずまいは古来より日本女性の代名詞ともされています。


緑 陰

煉切製 中は、小豆こしあん

若葉の繁った木々の間を南風が通り抜けると、緑の葉の香りがひとときの涼しさを運んでくれます。


麦の秋

薯蕷饅頭(麦こがし入) 中は、小豆こしあん

麦の収穫期を迎える初夏の頃、眩い陽光に麦畑がきらめき、爽やかな風に金色の穂が揺らぎます。


紫陽花

半錦玉羹製 中は、手亡こしあん

紫陽花は日を追って花の色が変化することから「七変化」との呼び名もあり、中国では「八仙花」とも呼ばれています。


鉄 線

外郎製 中は、味噌あん

細長いつる茎が針金のように強いので鉄線と呼ばれ、花びらは風車に似て初夏の清々しさを象徴する花です。


早苗きんとん

小豆きんとん製 中は、小豆つぶあん

苗代から本田へ移し植える頃の苗を早苗と呼び、浅い緑が瑞々しく初夏の風景を彩ります。

【上生菓子 各種1個 270円】


雨 情

あじさい-寒氷製/白雨-薄種味噌あんサンド

紫陽花は雨に濡れた姿が最も美しい花で、雨上がりにはひときわ美しく輝きます。


渓 流

青楓―雲平の羊羹サンド/滝―押し物

滝の流れはまるで白い布を垂らした様にしぶきが降り注ぎ、爽やかな空気に包まれます。

【干菓子 各1組 216円】