皐月の茶席菓子

お知らせ

2024/04/22

花菖蒲

花菖蒲は優美な花形と、しっとりとした風情が魅力で、梅雨の中でもひときわ華やかに咲き誇ります。

牡丹の異名。花びらを重ねて咲くその姿は華麗で気品があり古来、絵画や詩歌に尊ばれてきました。

小さな白き花が頭上に降りかかる雪の様に見えるので、「雪見草」「夏見草」との別名もあります。

冬の間、岩場にかじりついて春を待ち、桜が終わる頃、桃色・朱色で山々を鮮やかに彩ります。

若い楓の初々しい緑は、紅葉の頃とは違った趣があり、緑を通す陽の光は眩しいばかりに美しく輝きます。

「花の女王」と呼ばれるバラは、古代から繁栄と愛の象徴とされ、その華麗な姿は歴史的にも世界で最も愛された花です。

【上生菓子　各種１個　３５７円】

たおやかに紫の花を咲かせるあやめは、風薫る初夏のはじまりを告げてくれます。

初夏の頃、風にやさしく揺れ、雨にしっとり濡れた若葉には清らかな趣があります。

【干菓子　各１組　２１６円】