師走の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

寒牡丹

煉切製 中は、小豆こしあん

わら囲いをして雪や木枯しから護り育てた牡丹の花のつぼみから、今開かんとする姿を現しました。


ろう梅

きんとん製 中は、小豆つぶあん

ろう梅の名の由来は、艶のある花びらがまるで臘細工の様であり、かつ、臘月(ろうげつ)(旧暦十二月)に咲く事に因むと言われています。


冬の山

小豆煉切でつぶあんを巻いた物

冬の陽射しの中に眠っているように見える山々も、やがて雪が降り積もり、厳しい冬の訪れを感じさせます。


雪中花

煉切で小豆こしあんを巻いた物

花が少ないこの季節でも厳寒の中で凛と咲く水仙は、別名「雪中花」とも呼ばれます。


木枯し

そば薯蕷饅頭 中は、小豆こしあん

木枯し吹いて落葉した物寂しい山里の風情を、そば饅頭で表現いたしました。


山茶花

外郎製 中は、味噌あん

寒風の中に耐えて咲く薄紅色の清らかなその姿は、茶事の花としても広く愛されています。

【上生菓子 各種1個 324円】


冬の里

冬木立―薄種の小豆こしあんサンド/枯 葉―すはま製

木枯しが吹き始めるとあたりの木々や山々の風景も、急に冬めいてきます。


雪の庭

雪輪―寒氷製/水仙―雲平の羊羹サンド

水仙は厳しい寒さに耐え、雪の中でも気品ある花を咲かせます。

【干菓子 各1組 216円】