弥生の茶席菓子

お知らせ

2021/02/25

初　桜

その春に初めて咲く桜のこと。古来、初桜を特に賞美するのは開花を待つ心の深さと言えるでしょう。

見渡す限りの菜の花畑が田園風景を彩り、春の香りを運んでくれます。

冬が終わり、川や池の水面には春の訪れを待ち望んでいたかのように水草が芽を出し始めます。

春の山道の片隅に、ひっそりと可憐に咲く紫の花に慎ましさを感じます。

中国の神話で、三千年に一度花が咲き実がなるという桃のことで、得がたいものや長寿のたとえとされています。

広々とした、春の野をひらひらと舞い踊る蝶の優雅さを、表現いたしました。

【上生菓子　各種１個　３２４円】

さまざまな春の草花たちが芽吹き、その生命力を謳歌するように野山を彩ります。

冬の寒さに籠っていた人も、春には野山に出て萌え出た草花を摘んでくつろぎます。

【干菓子　各１組　２１６円】