文月の茶席菓子

お知らせ

如水庵では、毎月その季節にあわせた上生菓子を創作いたしております。

常 夏

煉切製 中は、小豆こしあん

撫子の別名。夏から秋まで長く咲くことからこう呼ばれています。野原や河原につつましく、楚々と咲く秋の七草の一つです。


鉄 線

外郎製 味噌あん

鉄線とはつるが細くて丈夫で針金のようであることからこの名がつきました。初夏の庭を青や白の花でさわやかに彩ってくれます。


睡 蓮

錦玉羹、高麗時雨、 大納言鹿の子入小豆羊羹の流しもの

涼しげな姿が美しい睡蓮は、水面に浮かぶ円形の葉と白やピンクの花が神秘的な趣のある植物です。


めざまし

薯蕷饅頭 中は、手亡こしあん

朝顔の別名。夏の早朝、暑さが増す前のひとときに咲く涼しげなその姿は夏を代表する花の一つです。


水牡丹

錦玉羹製 中は、煉切で小豆こしあん包み

牡丹は深見草や富貴草とも呼ばれる花の王。ピンクの煉切あんと錦玉羹であでやかで涼しげな姿を表現しました。


朝の露

煉切製 中は、小豆こしあん

夏の早朝、草むらに輝く朝の露。朝の陽射しを受けて様々な色に輝く姿は、まるで宝石のようです。

【上生菓子 各種1個 357円】


七 夕

ふたつ星―すはま製/笹結び―雲平の羊羹サンド

笹は生命力が強く寒さや暑さ、雪や強風にも負けない事から古来より神聖な植物として重んじられました。


浜 辺

貝―和三盆打ちもの/砂浜―押しもの

青い空、白い砂浜、透きとおった夏の海、浜辺では貝殻が夏の陽射しにキラキラ輝きます。

【干菓子 各1組 216円】