3月7日ミニふくおか2020にて『和菓子講座』を行いました

お知らせ

3月7日「ミニふくおか2020」のクロージングイベントとして、和菓子講座を開催いたしました。

如水庵の和菓子職人 山本と後藤が講師となり、「ミニふくおか実行委員」の子どもたちが生徒となって上生菓子造りに挑戦するお菓子教室です。

(※この写真は2019年に撮影されたものです。)

ミニふくおかとは??(ミニふくおか公式サイト)

菓子の協賛で参画し、今年で9年目となります。子どもたちに「食」の楽しさを体感してもらうため、一昨年から「工場見学」や「和菓子造り」を通して更に交流を深めています。

今年は、例年とは違い人数制限・検温・マスク着用など感染対策をとっての開催となりました。

挑戦したのは、「煉切」を使った春らしい「初桜」と、「きんとん」を使った色鮮やかな「菜の花」の2種の上生菓子。うまく作れるでしょうか…!

初めての和菓子づくりは・・・職人の技に見入ったり、集中してシーンと静まりかえったり、突如歓声があがったり・・・ワクワク、ハラハラの時間が流れ、一人ひとりの感性と個性が活かされた見事な作品が完成しました。

最後に、如水庵から特製のお菓子をプレゼント。

ミニふくおか2020のテーマ「しあわせポップコーンシティ」をイメージしたお菓子です。

「しあわせのまち」の丘を抹茶味のポップコーンでつくり、みなさんの夢や希望をカラフルな羊羹の花で表現しました。

受け取った子どもたちの笑顔が、職人たちにも最高のご褒美となりました。

  

和菓子職人 山本より

(※この写真は2019年に撮影されたものです)

機械で大量に生産することが多い中、今回子どもたちには、手作りの和菓子(お上生菓子)に挑戦してもらいました。

難しい職人の技に、1時間という短い時間で集中して取り組み、素敵な上生菓子を完成させました。

見るのとは違い、手作業でつくる難しさや楽しさを実感していただけたのではないでしょうか。私どもも子どもたちの自由な発想と熱心な姿勢に刺激を受け、楽しませていただきました。

今回の体験で「和菓子」に少しでも興味を持っていただければ幸いです。

 

和菓子職人 後藤より

(※この写真は2019年に撮影されたものです)

私が小学校の頃は「男の子の仕事」「女の子の仕事」といった表現が当たり前の時代でした。

今の小学生の皆さんからしたら考えられないかもしれませんが、女性が働くのは珍しいという時代もありました。でも今は「なりたい職業になれる」時代です。

この和菓子造り体験を通して、皆さんに感じて欲しいことは進んでいろいろな事にチャレンジして欲しいということです。チャレンジする中で、興味の幅を広げ、新しい考え方、新しい発見を手に入れてください。その広い選択肢の中から自分に合った働き方が見つかるといいなと思います。

私自身も今回、皆さんと向き合うことで働くことの大切さを改めて実感できました。

また、機会があれば一緒に和菓子を作りましょう!

 

 

参加してくれた実行員の子どもたち!

もっともっと福岡の歴史や文化・地域性に触れて、福岡を好きになってください。 世界に誇れる文化と芸術、気質のまち 福岡の次世代を担っていくのは、みなさんです。 これからの福岡をもっともっと素敵なまちにしてください。よろしくお願いします!

また、お会いしましょう!!