INTERVIEW
接客への想いを胸に、アルバイトから店長へ。

INTERVIEW

調べる、訊く、諦めないを
徹底的に繰り返す。

福田 仁美
企画販促
2016年(平成28年入社)。約3年の店舗勤務を経て、企画販促部へ異動。
学生時代から培ったセンスと持ち前のチャレンジ精神で如水庵の新たな魅力を創造中。
CROSS TALK
聞き手
金島 麻理
金島 麻理
企画販促 課長
2002年入社
(19年目)
話し手
福田 仁美
福田 仁美
企画販促
2016年入社
(5年目)
高校から大学まで一貫して芸術学科だった福田仁美さん。大学の茶道部の活動から如水庵への就職を決めたものの、絵しか書いてこなかった自分自身を同僚と比べたとき、不安があったそうです。ですが、持ち前の行動力と努力で、その不安を払拭し、念願の企画販促部への異動をも叶えました。そのバイタリティや企画販促部の業務内容、キャリアパスについてなどを、直属の上司である金島麻理課長を聞き手とし、話を伺いました。
CROSS TALK - 01絵しか描いてこなかった私にできたこと
金島金島
如水庵に入社したきっかけを教えてください。
中学生では美術部、高校ではデザイン学科、大学では芸術学部と、芸術三昧の学生時代を過ごしました。
高校の授業で陶器を作ったことから器に興味が出て、大学では茶道部に入りました。その茶道部で扱っていたお茶菓子が如水庵の上生菓子です。子供の頃から筑紫もちが身近にあったので如水庵へは親しみがあったのですが、茶道部の活動を通して、その気持ちがより深くなりましたね。
いざ就職活動となったときに、食品への興味からその業界まわりを調べていると如水庵の募集が目に留まりまして、その瞬間、「あっ、如水庵にも応募してみよう!」と思いました。
福田福田
金島金島
他社も受けたと思いますが、如水庵への決め手はどんなところでしたか?
会社説明会のとき、登壇されていた社員の方と少しだけお話する機会があったのですが、とてもいい方で親切に受け答えしてくださいました。あとは、人事担当者の方の人となりから会社の雰囲気が分かったこと、それから説明会を受けている「将来の同期候補」に、面白そうな方が多かったからですね。
単純に聞こえるかもしれませんが、一緒に働く人は大事だと思っていましたので。
福田福田
金島金島
如水庵との出会いや説明会の話を聞くと、まさにお菓子と人が結んだご縁を感じますね。では、入社後に苦労したことはありましたか?
店長を目指すことが苦労というか、悩みでした。
経済学部や商学部で勉強されてきた方は、店舗運営の準備ができていたかもしれませんが、私は学生時代には絵しか書いてきていません。
そんな私が店長を目指さなければならないと思うと、不安しかありませんでした。管理業務や、特に苦手意識が強かった計数管理は「どうしたらいいのだろう」と頭を抱えていました。
福田福田
金島金島
私も店長経験者ですので、よく分かります。管理業務をイメージすると「本当に私にできるのか」と不安になりますよね。でも、実際に店舗運営に携わってみると、自然に身についていく実感がありませんでしたか?
仰る通りです。それでも苦手なところや分からないところは、研修で解消できました。私は仕入管理が苦手だったのですが、研修を受けて上手く考えられるようになりました。
福田福田
金島金島
入社からの店舗運営と研修はどんな流れになっていましたでしょうか。
お菓子業界は季節の商品や歳時などが多いので、まず入社1年目で基本的な業務と季節ごとの業務を習得し、2年目に入ってからは毎月フォローアップ研修に参加しました。
研修は様々なテーマを受講することができるので、店舗運営の知識を得たり運営上の疑問点を解消したりして、店舗に戻って実践していくような活動を繰り返しました。
福田福田
金島金島
福田さんは入社5年目になりますが、今、感じている会社の特徴を聞かせてください。
人の良さ、それからコミュニケーションが取りやすいことだと思っています。
やはり人が良いところはとても大きく、パートの皆さんはもとより、同期や先輩がたとも仲良くさせていただいています。時おり小さなプレゼントをいただいたり、食事に行ったり、そんな自然な感じで交流できますね。
あとは、仕事をする上で質問がしやすく、他部署との連携が取りやすいところも大きな特徴です。店舗にいる時でもお客様のご要望を製造に直接伝えられますし、難しい食品表示などのお問い合わせには品質管理担当者が説明してくださいます。部署間のコミュニケーションが円滑であれば、接客する側としては安心感が違いますよね。
福田福田
CROSS TALK - 02念願が叶って企画販促部へ
金島金島
入社後のキャリアを教えてください。
入社後3年弱は店舗に勤務し、その後、企画販促部へ異動になりました。
福田福田
金島金島
そもそも企画販促部の仕事をやってみたいと思っていたのでしょうか。それから、今現在、実務はどんなことをしていますか。
就職の面接のときから企画販促部での勤務希望をお伝えしていました。先ほどお話した通り店舗勤務が始まりでしたが、業務の傍らで店頭に飾るPOPを手作りし、ディスプレイにも力を入れて、自分の長所や好きなことを生かそうとしました。そうしたら全国規模のコンテストで大賞をいただくことになりまして。自分でもびっくりしたのですが、もしかしたらこの経緯が、希望部署への異動に繋がった要因の一つかも、と思っています。
今はコーポレートサイトの管理と、季節ごとの歳時の販売計画を作ることがメインの仕事となっています。
福田福田
金島金島
いつも落ち着いて着実に取り組んでいる印象がありますね。
これまでやってきた販売の業務とはまた違った難しさがあると思いますが、企画販促のどのようなところが面白いですか。また、難しい部分はどんなところですか。
販売計画書の作成が面白いです。ただその反面、大変なことでもあります。
企画販促部に着任して1年が経ったので、今、昨年の自分の計画を超えるチャンスがきています。昨年のデータを見たり店長が意見をくださった反省資料を見たりして、しっかり分析を行い、そこからの改善策を練って前年越えを目指しています。
自分の作った計画が良い結果を生んだ時は本当に楽しいですが、結果が伴わない時は、なにせ全店舗分の計画ですし、責任を感じて落ち込むこともあります。
金島さんは前年までに実績のない新たな企画に着手されることも多いので、その決断力を含め、本当に尊敬しています。
福田福田
金島金島
やってみなければ分からない部分が多いのは確かです。勇気を持ってチャレンジすることも大事ですよね。
如水庵は大きな仕事でも割と早い段階で任せてもらえるので、模索はあると思いますが、自分の考えで主体的に仕事を動かしていける楽しさはあります。
特に企画職はその要素が強いですね。
その通りだと思います。大きな仕事は早い段階で任せていただけると感じています。
今までで一番難しかった仕事はコーポレートサイト(https://corp.josuian.jp/)のリニューアルですね。もちろん専門の業者の方と一緒に仕事を進めましたが、社内では初めてのことだったので、本当に大変でした。専門用語がわからないレベルから始まったので、とにかく毎日毎日勉強しましたね。調べる、訊く、諦めないを徹底的に繰り返して、乗り越えてきました。
1年経ってみて、自分の成長を実感しています。
福田福田
金島金島
確かに今までやってきたことの繰り返しだけでは、通用しないことが多くなってきましたよね。どうすればお客様にもっと喜んでいただけるのか、創造力とスピード感を持って、臆せず挑戦していくことが大事です。
福田さんの柔軟な発想はすばらしいですね。
自分を枠に入れず、決めつけずに、何にでも挑戦していきたいです。
福田福田
CROSS TALK - 03気持ちが向いたら即行動
金島金島
福田さんは、アクティブなイメージがありますが、プライベートではどのように過ごしていますか。
やはり、外に出ることが好きですね。計画をして旅に出ることもありますし、心の向くまま電車に飛び乗って出かけることもあります。あとは、気になるイベントなどがあると、SNSでメンバーを募って、一緒に出掛けることも少なくないですね。
福田福田
金島金島
まさにイメージ通りです。私が知る限り、今まで如水庵にいなかったタイプです。個性が輝いていてすばらしいです。プライベートが充実していると仕事にもメリハリも出るし、プライベートで得たものが意外と仕事にも生きていきますよね。個人として、大切にしている考えはありますか。
人に迷惑をかけない前提で自分のやりたいことをやる、ということです。学生時代までを振り返ってみて、やりたくてできなかったことって思い浮かばないですね。気持ちが向いたら即行動です。
福田福田
CROSS TALK - 04如水庵に入社を希望する方へのメッセージ
「これがしたい」ということはもちろん大事ですが、「何でも来い」というぐらいの人が向いているのかもしれません。面接などでも持っている個性や想像力を大いに活用して、想いを伝えてください。
新しいことを吸収したい意欲の高い方、挑戦できるフィールドを求めてぜひお越しください。
福田福田
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